酪農と水田の複合経営で循環型農業を実現

永井農場は、水田と酪農を「複合経営」する農場です。

だから、米とミルクを生産する過程で出るワラや、良質の有機肥料をふんだんに利用することができ、最新の設備を用いながら、昔と同じ自然の摂理に基づいたやりかたで、安全な食物を作ることが可能になりました。

【藁】
稲刈り・脱穀の際に出る藁は、主に乳牛のエサや牛舎の敷き藁として使用。それがやがて堆肥として田んぼに還ります。 藁のイメージ
【堆肥】
牛と稲から生まれた完熟堆肥は、秋から春にかけて時間をかけて徐々に分解され、ゆっくりと土になじんで、健康で力強い稲を育ててくれます。 堆肥
【牛糞】
牛糞は、敷き藁や籾殻と一緒に堆肥舎に保管。約1年後には完熟堆肥となります。

牛
循環のイメージ

永井農場の米づくり。

長野県東御市の、風通しが良い緩やかな南斜面に永井農場はあります。農薬をできるだけ使わない減農薬栽培を続けられるのは、年間降水量800mmと小雨で、年間日照1,805時間という晴天率の高さを誇るこの土地だからこそ。そして、稲作と同時に酪農を営むことで、牛糞から堆肥をつくり、それを田んぼの栄養にし、稲刈り後の藁は牛に与えるという、循環型の米づくりが継続可能なのです。

これからも、自然の摂理にかなった昔ながらの方法で、おいしく安全な特別栽培米*を育てます。
*特別栽培米......各地域の慣行栽培で使用されている農薬・化学肥料の双方を50%以上減らして栽培された米のこと

緑のイメージ
春起こし春起こし
春の田起こしは3月から4月。秋から冬にかけてじっくりと熟成された土を掘り起こし、田植えに備えます。
種まき種まき
4月上旬から今年の稲づくりを開始。水に浸した種籾を室(むろ)に入れ、30度前後に保つと、1週間ほどで発芽。種まきは、田植えの計画に合わせて5月の初旬まで少しずつずらして行います。
苗代苗代
発芽した稲はビニールハウス内の苗代で約1カ月かけて丈夫な稲に育てあげます。太くて短い健康な苗を育てるためにハウス内の温度をじわじわと上げ、最終的には25度くらいの温かさにします。
代掻き代掻き
田に水を張り、土を耕す荒掻き後、田植えの3日ほど前に田の水と土をさらに馴染ませるのが代掻きです。稲が元気に育つよう、代掻き前には有機成分60%の肥料を撒きます。
田植え田植え
5月下旬からは田植えの季節。朝日が昇る時間から日が暮れるまで作業に追われます。6月上旬までは超のつく繁忙期です。

農薬は半分だけ

農薬はできるだけ使いません。昼夜の寒暖差が大きく日照時間の長いこの地域はもともと病害虫の発生が少ないため、除草剤の量は長野県の栽培基準の半分で済むのです。天候・害虫等の事情によりやむなく農薬を使用した場合には、お客様にお知らせします。

あぜ草刈りかかし
田植えが終わると一段落。7月から8月にかけて、稲の生育は自然の恵みにお任せ。人間はひたすらあぜの雑草と格闘します。
稲刈り稲刈り
9月末、実りの秋を迎えるといよいよ稲刈り。頭を垂れた黄金色の稲穂を、コンバイン(稲刈り機と脱穀機を兼ねた機械)で刈り取る作業は11月上旬まで続きます。
貯蔵籾つき
収穫した米は籾をつけたまま、ナチュラルドライストッカーという貯蔵施設に。限りなく天日干しに誓い条件で乾燥するため、米の劣化を防ぐことができます。

ライスセンターで徹底した品質管理

精米から包装・出荷までを管理するライスセンターには最新設備を導入。収穫の際に紛れ込む石などの不 純物除去を徹底し、精度の高い精米によって、おいしい米に仕上げます。害虫防除のために燻蒸剤を使用する方法もありますが、永井農場では一切使用していません。ご安心ください。

精米ライスセンター
食べる直前に精米するのがおいしさの秘訣。いつも新米のようなおいしさを味わっていただけるよう、発送直前に精米しています。
出荷出荷
米は呼吸しています。そのため、空気の通りが良く湿度を一定に保つことができ、さらにリサイクルも可能な専用の紙袋に入れてお届けします。
秋起こし秋起こし
稲の刈り取りが終わると、秋の田起こしです。地面を掘り返して土を細かくしたあと、たっぷりの堆肥と米ぬかを投入。春まで寝かせることで堆肥が馴染み、おいしい米を育てる土ができあがります。

農業の基本は土づくり

稲刈り後に堆肥を鋤き込む秋の田起こしが土づくりのスタート。堆肥を使い続けることで土に力がつき、健康な作物が育ちます。農薬も最低限で済むため、結果として環境にも人にも負荷の少ない農業を継続することができます。

貴重な天日干しだから数量限定
信州自然乾燥米

天日干し

「信州自然乾燥米」は、刈り取った稲を自然光と風で乾燥させた天日干しの米。永井農場周辺の農家の方々が丁寧につくってくださいます。

稲刈り機と脱穀機を兼ねたコンバインを使う農家が圧倒的ないま、なぜこの地域では手間暇かけた天日干しが可能なのか。それは、この土地の気象条件と共に、小さな田んぼだということがポイントです。兼業農家が週末を利用し、家族で無理なく作業できる規模だからこそ、その労力をコストに反映させることなく、稀少な天日干し米をお手頃な価格で提供することができます。そんな魅力的な米だからこそ、永井農場は自信をもって販売しています。

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