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2008年7月 アーカイブ

2008年7月 3日

爽やかな風と新しい流れ

なんて清々しいのだろう。
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先日のトロイメライに引き続き今回も白馬村の風景から。


”白馬”とはフランス語でcheval blanc(シュヴァル・ブラン)
僕はいつもサンテミリオンの頂点に立つワイン、シャトー・シュヴァル・ブランの名前を思い出してしまいます。素敵な良い名前ですね。


しかし、今回は白馬ならぬ、白い山羊の話?
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実は”白”に限った話ではないのですが、ここ白馬ではとても爽やかな山羊のチーズと出会うことが出来ます。


風の谷ファーム 
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スキー場の草を食んだ山羊の乳から出来たシェーブルチーズです。


作っているのはこの方。
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ロバート・アレキサンダーさん。
サントモールに負けないくらい美味しいですよ。


実は先日もトロイメライさんのオードブルとして、僕らのファーストヴィンテージワイン、Rue de Vin 2007 Chardonnayと共にいただきました。
チーズ、ワイン共にフレッシュ感が絶妙です。
地元長野県のチーズと長野県のワインをこの素晴らしい環境でいただく幸せ。


ここはフランスでは無く、信州なのです。
最高の贅沢とは正にこの事ですね。


そしてこちらも清々しく爽やかな風が吹き抜ける僕らの葡萄畑。
なんて気持ちの良い風なんだろう。
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この日の視界は遥か蓼科山まで澄み渡り、まるで地中海性気候を思わせる透明感。


今、ここは日本の夏のはず。
7月に入り平年ならば梅雨も折り返し地点。


梅雨の前半。先月の天気はどんなだっただろか…?
あまり、じめじめ、しとしと…、そんな印象を受けなかったような気がします。
降雨量の少ないと云われている東御市だからだろうか?
それにしてもこんなものだろうか…?
少々疑問に思って調べて見ました。

2008年6月の降水量:138.5mm
数値の上では少々多いかな…?

ちなみに、過去10年間の記録を見てみると、
2007年6月の降水量:89mm
2006年6月の降水量:84mm
2005年6月の降水量:95mm
2004年6月の降水量:101mm
2003年6月の降水量:67mm
2002年6月の降水量:89mm
2001年6月の降水量:147mm
2000年6月の降水量:171mm
1999年6月の降水量:164mm
1998年6月の降水量:94mm
今年は4番目に多いではないか。。。

感覚的にはあまりそんな感じを受けなかったのだがデータで見ればこの通り。

そこで日照時間を調べてみました。
2008年6月の日照時間:154.6h

以下、過去10年間の記録を見てみると、
2007年6月の日照時間:155.8h
2006年6月の日照時間:119.6h
2005年6月の日照時間:121.8h
2004年6月の日照時間:154.2h
2003年6月の日照時間:113.4h
2002年6月の日照時間:149.6h
2001年6月の日照時間:109.0h
2000年6月の日照時間:109.4h
1999年6月の日照時間:97.5h
1998年6月の日照時間:91.5h

梅雨入りの遅かった昨年に続いて2番目の日照量を記録していたとは、
雨量自体はやや多めでもやはり日差しはたくさん降り注いでいたようです。

全国的に見て雨量の少なさと、豊富な日照量。
データのみならず、ここに暮らしてみて感じる爽やかな風の流れ。
この地は葡萄にとって、ワインにとって特別な地域であることを実感します。

そして今、この素晴らしい環境に対応すべく、新しい流れが始まろうとしています。
わが町東御市が構造改革特区の一つ、”ワイン特区”に名乗りを上げたのです。

http://www.shinmai.co.jp/news/20080630/KT080627GAI090076000022.htm


しかし、ワインのある生活、ワイン文化圏の構築にはまだまだいくつものハードルがあります。
葡萄や野菜、酪農に食品加工、カフェやレストランに市場…など。.
これらの業種に誰もが参加しやすい環境つくり、ワイン特区をきっかけに、さまざまな規制緩和に柔軟に対応できるようになると良いですね。

今はまだシェーブルチーズもリュードヴァンのワインもここに暮らす人々の日常ではありませんが、
いつか僕らの夢、Rue de Vin(ワイン通り)の周りにワインのある文化圏が出来てくる日も以外に近いのかも知れません。


* * * * * * * * * お 知 ら せ * * * * * * * * * *

㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。

㈱リュードヴァン 小山英明
(連絡先:永井農場共通)
〒389-0598 長野県東御市和8500
Tel : 0268-64-0588
e-mail : wine@nagaifarm.co.jp

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2008年7月18日

夏の光景

7月半ば、暑い日がつづいています。
首筋に当たる日の光が刺すように痛い。
光のエネルギーが急激に強さを増していることを感じます。
夏ですね。


垣根の上部に出た蔓をきれいに刈り込んでサッパリしました。
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だいぶ風格が出てきた3年目のシャルドネ。


葡萄の房もそれらしい様相に。
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そして今年植えたピノ・ノワール
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あと2年もすれば、上のシャルドネのようにたわわに実った姿へ変貌すると思うと…
ピノ・ノワール好きには特に感慨深いですね。
つい想像をめぐらせてしまいます。


こちらは2年目のソーヴィニヨン・ブラン
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夏の光が緑のコントラストを高めます。


そして夏の光のは葡萄畑の花々も美しく照らし出します。


鳥が種を運んで来たのだろうか?
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タチアオイ。標高830mのメルローの畑にやってきました。


そしてゼニアオイも。
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今年もまた様々な夏の花が咲き誇っています。


トラノオ
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花が咲くにつれて尾っぽが立ってゆくのですね。


今年、苗植えの記念に植えたバラも。
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初めて深紅の花びらを開きました。


土手いっぱいに広がるヒメジョオン。
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赤と黒のストライプの伊達者。アカスジカメムシ。


空の濃淡も美しい。
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夕立の予感。


今年の梅雨明けは早いらしい。葡萄にとっては良いことだ。
これから夏の暑さと共にますます葡萄の房は肥大化し、ジリジリと照りつける日の光の中で成熟してゆきます。


収穫まで、あとわずか二ヶ月。
しかし、それは同時にドラマティックな二ヶ月でもあるのです。
今年はどんな自然現象や天敵が待ち受けているのだろうか…。


イノシシがかっ歩しています。
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悪さをしなければいいのだが…。
つい昨年のタヌキとの攻防が脳裏に浮かびます。
(台風とタヌキの被害:http://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2007/09/post_9.php


しかし、幾つもの困難を乗り越えて収穫の時をむかえたとき、それまでの苦労はすべて吹き飛んでしまうものです。
(昨年の収穫の模様:http://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2007/09/521_1.php
今はその日の為に、最善を尽くすだけ。


夕立のあと、久しぶりに虹を見ることができました。
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素晴らしい未来が開けて行くようだ。


来たれ ”グレートヴィンテージ” この暑さが偉大な葡萄を作っておくれ!


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