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伝え続ける価値あるものに…

2007 Chardonnay (シャルドネ)
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記念すべきファーストヴィンテージ。
昨年の10月の仕込み以来、半年間の眠りから覚めました。


輝く淡い金色、フラワリーでとてもチャーミングな香り。
幼木の為、味わいのボリューム感はまだまだ十分とはいえないが、決して薄っぺらではない。
豊富な酸味、しっかりとした骨格、ミネラル感にあふれたスマートな味わい。
生まれの良さ、品格すら感じます。
ファーストヴィンテージとしてはインパクト十分。
褒めすぎか…?   でも多少の親ばかぶりは勘弁してください。
今までの苦労が報われました。
好きな仕事だからホントは苦労だなんて思っていませんが…。


仕上げ作業
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丁寧にオリ引きしたワインをろ過機に通します。
決して過剰ではなく、必要最小限の作業です。


そして翌日は瓶詰め作業
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今まで一つだったワイン達が750mlづつに分割され、


コルク打栓されたとき、
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魂を吹きこめられたような気がします。


美しく深く輝くボトル
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堂々として見えます。


魂を封じ込められたボトル達はまた、
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籠の中でしばし、眠りにつきます。


ワインに限らず、アルコール飲料は製造時や輸送時の振動などで味わいが暴れます。
運動をして汗をかいて息が荒れている状態では落ち着いて食事も出来ません。
ワインも少し休ませてから、皆様の食卓で目を覚まします。


ヴィラデストワイナリー醸造長、小西さんと。
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熟成中に静かに管理、見守ってくれた小西さんに、
そしてまだ醸造所を持たない僕らにこんなに素晴らしい機会を与えてくれた
ヴィラデストワイナリー様に感謝いたします。


ありがとうございました。


そして、今日は葡萄畑の地域のお祭り。
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毎年山手の桜が散る頃、伝統のお祭りがあります。


祢津東町歌舞伎公演


約250年の伝統を持つ地芝居。
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勿論、地域の方々が一生懸命稽古をして演じる芝居は本格的です。


県指定文化財
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文化14年(1817年)の歴史ある回り舞台。


地形を上手に利用して
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まるで円形劇場のようです。


歌舞伎舞台の入り口からの眺め。
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まだまだ黒い瓦と白い漆喰の壁が多く残るこの集落。
日本の田園風景に溶け込む自然な景観。


もはや都会の無秩序な風景を美しい町並みに変えることは難しいでしょう。
このような田舎の風景を見ると、まだ地方ならば何とか間に合うのではないかと思います。
テクノロジーの進歩、新しい機能あふれた建材は厳しい信州の冬の寒さを快適なものにしてくれます。
しかし色合いや建築様式の統一など出来ないものかと思ってしまいます。
ヨーロッパなどでは当たり前の事ですね。日本だって出来るはずです。
素晴らしい歌舞伎と共に美しい田舎と集落の風景も残してゆきたいですね。


歌舞伎舞台の直ぐ後ろ、同じ尾根に沿って葡萄畑は広がってゆきます。IMG_2681g20%25.JPG
シャルドネもだいぶ芽吹いてきました。


僕らの目指すべくワインのある環境とは、葡萄栽培とワイン造りとワインと食のある環境。
ワインのみならず野菜や肉や乳製品等も生産から消費までお互いを必要として生きてゆける環境を作ること。
決して流行廃れではなく、長い年月をかけて育むもの。
まさにそれは”文化”の構築なのです。

そしてこの地域では歴史ある地歌舞伎を自らの手で守り伝え続けています。
これも正に”文化”そのもの。
簡単に古き良きものを捨て去ってしまう今日の日本では奇跡のようにすら感じてしまいます。
いつの日か僕らのワインを、この歌舞伎を観覧するお客さまが当たり前のように飲んで頂ける日が来たら…。


僕らのワインが、伝え続ける価値あるものに…
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全てはこれから、このファーストヴィンテージから歴史が始まって欲しいものです。

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コメント (7)

ファーストヴィンテージおめでとうございます。
これから楽しみですね(*^_^*)
大町のビストロさんもお喜びです。
いよいよ「幕開け」という気がいたします。
東御の景色を見ながらワイングラスを持てる日も
近いですね。頑張って下さいね!

H.Koyama:

nonko さん
ありがとうございます。
ただいま素敵なラベルを作成中です。
数量も少ない為、限定販売になりますが、
大町のビストロさんなどお世話になった方々、応援していただいている方々優先に飲んでいただこうを思っています。
勿論、横川商店さんもですよ。(^^)

おめでとう御座います
このワインがまたまたスタート
応援してマース

早く味わってみたいけど
果たしていつが飲み頃なんでしょうか
それも楽しみの一つですね

皆でカンパイ!

かるそにか:

\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ\(^o^)/バンザーイ、サラニ★・.:*:・。\(^o^)/,。・:*:.・☆
 |>゜))))彡5月はこいのぼりーで酒がのめ・・・・・ますかね??(こればっか・・・)

昨日は田植えでした。かんかんに晴れなくてよかったー。畑もそうですが日光をさえぎるものがないでしょ?おまけに水鏡となれば、もう太陽炉!
などとえっらそーなことを言ってはおりますが、実際は人に植えてもらって、植え直しを3時間ほど。農機具は高い!極小規模兼業農家には、買えませ~ん。
日曜半日百姓の微々たる努力で、緑がかった水面に逆常念が映りました。

H.Koyama:

gelee さん
ありがとうございます。
飲み頃ですか?
とても若々しいスタイルに仕上げています。
勿論2,3年経ってからでも良いでしょうが、今飲んでもとても良いですよ。
ファーストビンテージということを考慮して、収穫時期から仕込み方法まで最大限魅力を発揮するように造りましたからね。(^_-)
期待していてください。


かるそにか さん
田植え、ご苦労様でした。
何にしても農業機械は高価ですね。スーパーカーですよね。
日曜半日百姓ですか?
野外での農作業の後にちょっとワインでもいかがですか?
水面に映った常念岳を見ながら格別ですね。

千葉の姪の所からやってまいりました。ワイン造りというと、なぜかロマンを感じます。がんばられてください。

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2008年5月 2日 00:45に投稿されたエントリーのページです。

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