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2008年3月 アーカイブ

2008年3月17日

季節と共に

生きてて良かった…。

自分のことではなくて、無事に冬を越した葡萄の木のこと。
寒さの厳しい地域ではか細い葡萄の若木は”眠り”と云って芽吹かなくなる場合があるのです。
藁で一本一本くるんで保温してあげていたのはこの為なのです。

長く厳しい冬が過ぎた瞬間。
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春が訪れると剪定の切り口から樹液が滴り落ちます。


3年目をむかえたシャルドネ。
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保温していた藁をはずしたところ。


樹液の上昇は後2週間程度続き、再び枝に弾力をもたらします。
柔らかくなった枝を一番下のワイヤーに沿わせます。
3年目にしてようやく葡萄畑らしい仕立てができるのです。
今から、夏の立派な垣根仕立てが目に浮かんできます。


そして樹液の上昇以外にも様々な生命の活動が春の訪れを実感させてくれます。


一番早く春の訪れを告げてくれるのが小さな花々
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オオイヌノフグリ
青く可憐な小さな花に何だってこんな名前が付いたのだろうか?


こちらは名前も可憐なヒメオドリコソウ
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ミツバチも夢中ですね。


多くのミツバチに混じって、やや羽音の高いミツバチがいます。
忙しなくなかなかファインダーに収まってくれません。
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セイヨウミツバチより、少し地味な色。 ニホンミツバチでした。

巣に襲い掛かるオオスズメバチを大勢で取り囲み、体温を上げて蒸し殺してしまうそうです。
怖いんですよね。畑作業をしていると時々オオスズメバチが威嚇してきます。
ニホンミツバチの勇気には脱帽です。


花びらの陰から覗くのが分かりますか?
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ナナホシテントウ


植物も昆虫も活動を再開し始めました。
春のうららかな陽気にのんびりしてられませんね。
また来月になれば今年も苗植えのシーズンがやってきます。
今年はいよいよピノ・ノワールの予定です。
早く準備を進めなければ…。
気が焦る。(^_^;)


その前に本日の作業は植え替え。
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害虫によって枯れてしまった箇所を補植しています。
厳しい冬を乗り越える以前の問題ですね。
早期に発見できていればと悔やまれます。


農業は季節と共にある事を実感します。
いくら焦っても季節が追いつかなくては作業は出来ないし、怠けていれば時期を逸してしまいます。


久しぶりのスコップと水汲みの往復
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今日は少々疲労ぎみ。


作業を終えて、


遠くに望む蓼科山も霞んで見えます。
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淡いグラデーション
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春霞…
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…活動を始めた植物の出す水蒸気と少し肌寒い気温がもたらす春の模様。
山が、景色全体が春の訪れによって活動を再開したサイン。


やって来ましたね…春が。


一年を通じて、そしてそれが二年、三年と植物と昆虫と鳥や獣と付き合い自然の営みの姿が少しずつ肌身に感じてきました。
何気ない春の景色にも、生物の営みとその理由が現れていることを。
3年目の春を迎えてまた少し、葡萄と葡萄畑を取り巻く環境と上手に付き合えそうな気がしています。


2008年3月27日

苗木の植え付けまで、もう間近です

桜前線はどの辺りまで来ているのでしょうか?
東京はそろそろ満開だろうか。
信州に来て6年目、始めの頃は梅も桜もみな一斉に開花することに驚いたものです。
入学式の頃には必ず桜が舞っていたり、梅は冬の花だと思い込んでいた元千葉県人の季節感も今はすっかり信州人となりました。


葡萄の水揚げも先端まで来ています。
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春が来た証拠。桜の開花と同じくらい嬉しいです。


誘引作業
3年目にして始めての作業です。
水揚げで柔らかくなった枝を一番下のワイヤーに沿わせます。
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思い起こせば…
2006年4月  初めての苗木の植え付け
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2007年5月  2年目の芽吹き
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そして、2008年3月  今年始めて葡萄畑らしい本格的な仕立てが出来ました。
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”Y”の字、嬉しくて万歳しているように見えてしまう。?
2年間、たった2年間かもしれないけれど、かけた手間と愛情を思うと心がジンと来ます。


おっと、まだまだ感傷に浸っている場合ではありません。


さて、来ましたよ。(^^)
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念願のPinotNoir(ピノ・ノワール)の苗木


今年植えつける予定地の一つ
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これからトラクターで整地をして、植え付けの位置決めをして、支柱を立てて、畝を立てて…
急ピッチの作業です。


昨年の苗木植え付けの一コマ
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この後のランチもピクニックみたいで楽しかったですね。


植えた後、苗木にたっぷり水をあげます。
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仕事の後、僕らはたっぷりワインを…。


植え付けの記念に…
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バラを植えていただきました。バラも大きくなりましたよ!


水糸に沿って真っ直ぐに、
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きちんと一定の間隔で植えて…と。


昨年もたくさんの方々に来ていただきました。
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ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。


今年も苗木の植え付けボランティアを募集しています。

準備の進捗次第ですが、4月5日(土)辺りから3週間ほどを予定しています。
なお、苗木がなくなり次第終了となります。
今年の予定品種 : ピノ・ノワール,カベルネ・ソーヴィニヨン,ソーヴィニヨン・ブラン

一本だけでも、10本でも、100本でも結構です。
何かの記念に、信州へ旅行がてらに、或いは運動不足の解消に…。

より多くの方々にここで葡萄を育てることに係わっていただきたい。
そしてそのワインを楽しく飲んでいただきたいのです。

将来自分の植えた葡萄の木から造ったワインを飲みませんか?
ちなみに2006年定植のシャルドネはもう直ぐ瓶詰め予定です。(*^^)v


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苗木の植え付けボランティア希望の方は、
下記のメールアドレスまでご連絡ください。

今年も楽しく植えましょう。
よろしくお願いいたします。


(有)永井農場
ワインプロジェクト 小山英明
〒389-0598 長野県東御市和8500
tel : 0268-64-0588 fax:0268-64-0589
e-mail : wine@nagaifarm.co.jp

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