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2007年10月 アーカイブ

2007年10月 2日

記念すべき日

僕らの葡萄が初めてワインとなる為の第一歩を踏み出しました。
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(有)永井農場、永井専務と搾り立ての果汁を手に記念撮影。
※記念写真のようにモノクロで載せてみました。ちなみにカラーでもご覧になれます。


先日収穫したシャルドネです。
同じ東御市にあるヴィラデスト・ワイナリーさまに搬入させていただきました。
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こちらはとても素敵なワイナリー。
緑豊かな綺麗なガーデンと眺望の素敵なレストラン。そして敷地を囲むように広がる葡萄畑。
いつか僕らもこんな素敵なワイナリーを作りたいですね。

僕らのワインプロジェクトはまだまだ歩き出したばかり。
まだワイナリーを持たない僕らに、ヴィラデストさまのご好意で特別に仕込み作業をさせていただきました。

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真剣な表情でしょ? 
葡萄栽培ばかりしていると思ったら大間違いです。
ワイン醸造もやるのです!
打ち合わせの相手は醸造長の小西さん。しっかりとしたワインを造る方です。

何せこのプロジェクトの為に2シーズンもワイン醸造を我慢してきたのです。
葡萄投入にも気合が入ります。<`~´>
おりゃぁ~!
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さすが小西さん、僕の気持ちを分かってくださっています。
大切に育てた葡萄を自らの手で投入させて頂けたご好意に感謝です。m(__)m


梗を取り除かれた葡萄の粒。
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プレス機をいっぱいにするにはまだまだ。
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これまた真剣な表情です。
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搾り立ての果汁。
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これが透き通った美しいワインになるのです。


プレス作業を終え最後に記念撮影。
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左は虎ノ門のワインショップ㈱カーブ ド リラックスの内藤さま。
内藤さまのブログ。とってもグルメな楽しいブログです。↓
http://mt-blog.ivp.ne.jp/cave_de_relax/archives/0100_categoryname/post_602/


潰された葡萄はこれからゆっくりといくつもの工程を経て透き通る美しい白ワインへと変化してゆきます。
ワインとは葡萄の育った土地の個性を色濃く反映し、酵母という微生物によって作られます。
そのどちらも自然の力によるもの。

しかし、洗練された香りや味わいをどのように引き出しバランス良く仕上げるかは醸造家の腕次第。
素晴らしい葡萄は造り方次第で飛躍的に美味しいワインへと変化するのです。
この東御市で栽培される葡萄はおそらく日本有数の品質でしょう。
そしてそれを醸しだす、小西さんと私。必ず違う個性のワインに仕上がります。

ワインの産地に独り勝ちはありえないのです。
幾つもの個性が重なり合って、産地としての厚みが出ます。
僕らのワイナリーが実現して、また次々と地に足を付けたワイナリーが増えてゆくといいですね。
ワイナリーを結んで、そこに葡萄畑の街道が出来る日を夢見て。
少しだけそんな夢に近づくことが出来きた日でした。

2007年10月19日

追い求め、大切にしたいこと

先日仕込み作業を行った葡萄達はいったいどうなっているのだろうか?

ご心配な方、大丈夫です。
すこぶる順調に醗酵しています……が、今回はワインの話はここまで。

久しぶりに休日の話です。
自由と平等と博愛の精神で楽しんできました。
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とは云うものの遥々フランスまで行っていたわけではなく…
同じ信州の車山高原に行っていました。

年に一度のフランス製自動車のイベント。

秋のこの時期、紅葉で染まる会場も今年はまだまだ緑がほとんど。
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雨の予報もはずれたので良しとしよう。


テント村には
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パーツや雑貨がたくさん、目移りしてしまう。


ミニカーも売っている。
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「自分の乗っている車?、車?、車?」なんて目を皿のようにして探してしまいます。
自動車好きの心は子供のままです。


クラッシクなバンの屋台がおしゃれ
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ワッフル焼いてたなぁ。シマッタ、食べ損ねた。。


車の前でフリーマーケット
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フランスの小物がたくさん
最近はアンティークなアクリルキーホールダーがはやり。


イベントもたくさん。
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自力で走れぇ!


ゆる~いなぁ、このライオン。(^^)
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どこまでお出かけ?


人も…
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車も、一年ぶりの再会を喜んでます
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今回で21回目となるこのイベント。僕自身は9回目の参加ですが初めて参加したときから肩肘張らず、
声高に何かを主張することも無く、緩く、穏やかな雰囲気に包まれたイベントです。
勝手気まま…。と云うのではなく、やはり自由、平等、博愛の精神が根底にあるような気がします。

フランスの車好きから始まりフランスの文化や食に興味を持つ方、その逆で食や文化への憧れからフランスの車を買ってしまった方。さまざまな方々の集まりですが、日本車で来ている人がいても何も云わないし、イタリア車が乱入?してきても笑っている。
誰からの押し付けでもなく、義務と責任をもっての自由。そしてそれは皆に等しく、自分本位ではない人を愛する精神。そこがこのイベント独特の緩さ加減なんじゃないかと思う。

自由で平等でない社会、他人への愛の希薄な社会だからこそ、求め、守ってゆかなければいけない事なんだなと気づく。
これをいち早く唱えたフランスの民衆は素晴らしいですね。


会場での一こま
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飲酒運転罰則強化の宣伝カー。


ご時勢ですね。
理想論と云われるかも知れないけど、間違ってはいけないのは違反金が高いから法律を守るのではないと云うこと。
事故を起こしてはならないから飲酒運転はしてはいけないと云うこと。
宣伝カーなど、このイベントの雰囲気には似合わない。こんな努力を主催者側がしなければならないとは我々の意識レベルが低いからこそ。主催者さん、本当にご苦労様です。

フランス文化を愛する人達のイベントだからこそ、ワインだって飲むのは当然、だけれどもそれは自分の責任のもとに行う行為。
このままではどこか別の自由の国のような、行過ぎた訴訟社会になってしまうのではないかと心配になる。自分を守るためにやたらと他人を訴える社会は利己主義、個人主義の集まりでは無いか…?。博愛の精神とは反対に位置するのでは…?

誤解、偏見、感情あり、いろいろと難しいことだと思います。
ワインを飲むこと、その行為と身体に及ぼす影響。
酔い方の程度、ほろ酔い、酒酔い、泥酔、明確な定義は難しいけれど、
ワインを造る側として、同時にワインを愛する者として誰もが安心してワインと食事を楽しめる環境、ルールを実現したいですね。

自由、平等、博愛
誰もが文化的な暮らしを営む為に必要な精神。
追い求め、大切にしてゆきたいと思いました。

2007年10月30日

秋の色

収穫が終わり、葡萄畑にも穏やかな時間が流れています。

十月半ば頃の風景
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来年の枝葉と豊かな実りを約束する為、土作りを行います。


そして葡萄畑の直ぐ裏手、山の紅葉も今が見ごろ
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狸の潜む山。今頃何処で何をしているのだろうか?


葡萄も負けじと紅葉しています。

シャルドネ
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そしてメルロー
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こちらは紅く眩しいほど
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ひときは鮮やかな紅い葉は虫に幹を傷つけられた印。
頑張って治癒して来年も芽吹いておくれ。


秋の色
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この季節、日本の山は本当に美しい。


紅葉だけが秋の色ではなく
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花の色も秋の色だ。
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里に面した巨峰の畑、一面の黄金色が美しい
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ここ東御は歴史のある巨峰の産地。


赤く色づいた林檎。そしてこれも秋の色
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この日この林檎達は収穫をむかえました。
収穫作業ご苦労様でした。


巨峰は東御の特産だが、林檎も東御を含め信州各地で栽培されています。
ここもかつては林檎団地として造成されたところ。
そして今は少しづつ葡萄を植えさせてもらっています。

僕にとってワイン造りは生涯の仕事。
しかし実は二年前から林檎の果実酒、シードルも造るようになりました。
シードルもやはりフランスの伝統的な文化。
ブルターニュ地方ではシードルとソバ粉のクレープが特産である。
信州でやらない手は無いのです。

低いアルコールと程よい炭酸ガス、そして少々の濁り。
製造方法はシャンパンなどよりもずっとローカルっぽい。
現に田舎方式と云う製造方法で造る飲み物だ。
実はこのローカルで、曖昧で少々くせのある風味を実現することは難しい。
洗練され過ぎてもいけないし、まったく洗練されていないのもいけない。
この加減が難しいのだ。

二束の草鞋は履けないので林檎栽培までする気は無いのだが、
信州の、この地の林檎も守ってゆきたい。

日本人は海外の料理をアレンジすることが得意である。
是非、蕎麦粉のクレープもシードルも、もっと一般化したいところ。
飲みやすくニュートラルでどんな食事とも相性の良いシードル。
ひょっとしたらワインのある食生活を広める為にも、
シードルがその間口を広げてくれるかも知れないと考えています。


穏やかな日、
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秋の色の中で想いを巡らせました。

いつの日か、秋のワインの仕込みが一段落したあと、
ゆっくりと一冬かけてシードルを仕込むような…。
そんな事が当たり前となっている風景を実現したいと。

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