小山photo

小山英明      KOYAMA Hideaki Profile

有限会社永井農場ワインプロジェクトの責任者として、ブドウ畑を巡る毎日。ワインメーカーで醸造責任者をしていたが、「納得のいくワインを作るために」永井農場に加わった。ブドウ栽培、醸造、販売まで、道のりは長いがワインにかける熱い思いで邁進していく。

永井農場

2008年11月26日

ホームページ開設のお知らせ

このたび新たに Rue de Vin  リュードヴァン のホームページを開設することになりました。
それに伴い、ブログのアドレスを変更いたします。

Rue de Vin のホームページアドレスは
http://www.ruedevin.jp/

新しいブログアドレスは
http://www.ruedevin.jp/blog/

となります。


これまでどおり、こまめな更新はできそうにありませんが...出来る限り情報を発信して行きたいと思っています。
いつも当ブログにアクセスしてくださる方も、いつも温かいコメントを下さる方も、初めて立ち寄ってくださった方もこれまで同様にお付き合い下さい。

ありがとうございました。
そして、これからも皆様と一緒にワインのある生活ができますように...
よろしくお願いいたします。

Rue de Vin 小山英明


* * * * * * * * * お 知 ら せ * * * * * * * * * *


㈱リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。

㈱リュードヴァン 小山英明
(連絡先:永井農場共通)
〒389-0598 長野県東御市和8500
Tel : 0268-64-0588
e-mail : info@ruedevin.jp


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森の中に開けた葡萄畑と初冠雪の烏帽子岳

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2008年11月 8日

秋の時間

黄色や赤が景色の大半を占めるようになる頃、
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そろそろ赤ワインの醸しも終わりをむかえます。
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プレス機で皮と種を分離します。
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Rue de Vin 2008 Merlot
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まだ酵母などの細かい粒子で濁っているけど、 リュードヴァン初の赤ワインです。


今年初めて収穫できた葡萄はソーヴィニヨン・ブランとメルロー
少しづつだけれども毎年葡萄は生長しワインとなって僕らを楽しませてくれる。
収穫を終え、仕込みを終え、葡萄の葉も役目を終えるとようやく気持ちも落ち着いてきます。


シャルドネの黄色い葉
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いつの日にかブルゴーニュのように、黄金の丘と呼ばれるに相応しいワインを造りたい。
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葡萄畑での作業はこれからは週休二日。
まだまだ肥料やりや藁巻きなどの冬支度はあるが、秋の景色を眺めながら物思いに耽ったり、友人とピクニックを楽しんだりと、今、葡萄畑は静かな時間が流れています。
ようやく休日をゆっくりと過ごせる季節になりました。


フランスのワイン文化に憧れて、
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小さなフランス製の自動車に乗って10年目。


毎年紅葉の季節には年に一度のお祭りがやってくる。


10月も終わりの頃の休日。毎年楽しみにしているフレンチブルーミーティング。
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場所は葡萄畑から南に望む蓼科山より少し西側。
今年も車山高原にたくさんのフランス製自動車が集まりました。


(昨年のフレンチブルーミーティングの模様)
http://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2007/10/post_13.php


たくさんのお店が並び
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いつものように、フランスの雑貨や
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ミニカーや
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時々フランス人?も見かけます。
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ほとんどが一年ぶり。久しぶりの友人達との再会が嬉しい。
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お気に入りの車の前で記念撮影。
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いつも美味しい御馳走をありがとうございます。


温かい友人たち。
この地に来て葡萄栽培を始めて多くの人々に出会い、そして多くの人々に支えられています。
人との出会い、人との繋がりの大切さ、感謝を実感する日々。
温かい人の心に触れると、自分も温かい心の人間になろうと思う。
”ワイン”が”友”が未熟な僕を人として成長させてくれている。


そして”友”とくれば必ずシャブリの地を思い出します。
初めて訪れたフランスで、一緒にワイン造りを、ワインのある生活を体験させてくれた友人たち。
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シャブリの造り手との約束は、
”次にここに戻って来る時は、僕のワインビジネスが成功した時。”
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別れの日には涙が止まらなかった。


彼らのことを思うと一刻も早く醸造所を作り、ワインを造りたい。
醸造所が完成したら、きっとフランスの友人達も招待しよう。
僕を暖かく迎えてくれたように、彼らをもてなし僕のワインを飲んでもらいたい。
そしてもう一度、彼らのもとへ訪れよう。


物思いにふける。 近くの、そして遠くの友人を想う。
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秋は感傷的になり易い季節。


エノコログサ(ねこじゃらし)に覆われたこの区画は来春にはピノ・ノワールが植わる予定。
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一番標高が高く、眺めの良い一等地。


この東御の地も少しづつだが、葡萄畑らしい景観に変わってきています。
そして葡萄畑の見える景観に醸造所が実現し、当たり前のようにワインを造り、当たり前のようにカフェで食事をして生活してゆきたい。
地域の人々と、遠くの人々とも繋がりあって生きてゆこう。
ゆっくりでも、そんなふうに、生きてゆこう。


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㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
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祝 CITROEN 2CV 生誕60周年

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2008年10月17日

一年で一番嬉しい日

収穫の季節。
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気ままな天候と葡萄の熟し具合を探りながらの日々。
なかなか人の都合どおりにはならず、予定の立たない日々の連続です。
それでもなんとか無事に迎えた一年で一番嬉しい日。
2006年の春にシャルドネの苗木を植えてから3年目、ようやく迎えた本格的な収穫です。


葡萄の葉も病気や害虫と闘いながら頑張ってくれました。
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熟した房は光に照らされて黄金色に輝きます。
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今年は収量の増加にともない、3日間にわたり60名の方々にお手伝いいただきました。
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この喜びをわかち合えるのもスタッフの頑張りとそれを応援してくださる皆様がいるから。
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本当に丁寧に作業していただきました。
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おかげさまで腐敗果もなく、健全な葡萄が取れました。
ありがとうございました。


あちらの区画でも…
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こちらの区画でも…
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トラックいっぱいに積み込まれてゆきます。
今年のシャルドネの収穫量はおよそ1500kg。
初収穫だった昨年のざっと5倍ほど。


そして翌日は仕込みの日。


葡萄は同じ町にあるヴィラデストワイナリーさまへ運ばれます。
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いよいよ始まります。
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ヴィラデストの小西醸造長と。


まだ醸造所を持たない僕らは今年も特別に作業させて頂いております。
今年もお世話になります。


葡萄を破砕機に投入します。
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粒と梗が分離されて、
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プレス機に送られます、
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(写真はソーヴィニヨン・ブラン)


果汁が分離されます。
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今年も良質な果汁が取れました。
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コクと香りそして何よりも豊富な酸味は美味しいワインへの大切な条件。
出来上がるワインは昨年同様、フランスのシャブリをイメージしたスタイルの予定。
来春の製品化が待ち焦がれます。


メーカー勤務時代からさかのぼる事、本格的なワイン造りは実に4年ぶり。
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久しぶりの仕込み作業に笑顔がほころびます。


シャルドネはタンクの中でゆっくりと醗酵を続けています。
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ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネと収穫が終わり、紅葉は徐々に葡萄畑へそして里へと降りて来ています。
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そろそろメルローの収穫の順番がやってきます。


2007年に植えつけたメルロー。
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赤ワイン用品種としては記念すべき初収穫。
今年は葉の痛みが激しく収量もわずか。
土壌成分の改善が必要でしょう。


収穫を終えるとこれから葡萄の木は休眠に入ります。
昨年、今年とシャルドネの品質に恵まれ、そしてソーヴィニヨン・ブランは体験した事のないほどの良質な果汁がとれました。
しかし、全てが順調に行くものではなく、メルローの区画は少々くたびれています。
収量こそ少ないが良いワインとなっておくれ!


夏の枝葉の成長に追われるような季節を乗り越え、収穫を終えてひと段落と行きたいところですが、これから土壌の分析をして、肥料の調整をします。
休む間もなく既に来年に向けての取り組みが始まっています。
寒さがやってくる前に葡萄の木に藁を巻いたり、新たな区画の開墾も待っています。


そしてもう一つ、リュードヴァンとしての醸造所を実現しなければなりません。事務仕事も山積みです。この冬は忙しくなりそうです。


収穫の喜び、皆様の笑顔がまた僕らの力となりました。
山積みの事務仕事も地道な畑の冬支度も開墾作業も乗り越えられそうです。
これからもまた、葡萄畑にお立ち寄りください。


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㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
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戸隠、鏡池


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2008年9月14日

カウントダウン

標高800m、今年初収穫をむかえるソーヴィニヨン・ブラン。
この区画を見下ろすこの場所は山から山へ遮る物もなく、日の出から日の入りまで見渡せる唯一のポイント。
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9月に入ってますます空は高く、秋の始まりを実感します。


このところ夜になると気温はぐっと冷えてくるようになりました。
山の葡萄畑では10℃を下回ることも。昼の暖かさと夜の冷え具合、この東御の気候風土が良質な葡萄を育みます。


秋の澄んだ空気は視線を空へと導きます。
そこにはおびただしい数のトンボが群れていました。
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どうやら山の中にポッカリと開けた葡萄畑がトンボ達の出会いの場のようだ。


この冬、開墾する予定地。
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僕ら人間は勝手に荒廃農地と呼んでいるが様々な木々や草花に覆われた自然の宝庫。来年からは葡萄畑として使わせていただきます。


この雑木林の傍らで見つけた野生のホップ
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かわいらしい毬花をつけています。


葡萄畑の手入れに追われながらも、ちょっと辺りを散策すれば新しい発見と出会います。


メルローの畑に咲く名も知らぬ可憐な花。
透き通った蕾が美しい。
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草刈をした結果、今年は土手にわずかに残るだけになってしまいました。
先日までは名も知らぬ…はずだったのですが、ギンセンカというらしいです。ヴィラデストガーデンの方が調べてくれました。
ありがとうございます。


昨年同様メルローの株間にコスモスが咲きました。
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赤紫色の花だけだったのですが今年は桃色も見られます。
何か土壌の状態で変化するのだろか…?


自然散策は実に楽しく始めるときりがないのだが、もっと楽しいのは勿論、葡萄栽培であり、その先にあるワイン造りであり、ワインを楽しく飲むこと、飲んでいただくこと。
荒廃農地を切り開き、生活の全てがここでの葡萄と共に始まりました。
夏も冬も決して楽な仕事ではないですが、この地に来て3年、飽きることもなく続けています。
移り行く自然の景色は癒しや感動、そして好奇心を刺激して止みません。自然と共にある生活は素晴らしい。


僕と同様に東御に来て3年目をむかえたシャルドネ。
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幹も徐々に貫禄が出てきて、これから毎年立派な房を付けてくれそうです。
収穫までもうしばらく。


そしてもう一つ、特に嬉しいことは、個人的に思い入れのある品種。
ソーヴィニヨン・ブランが初収穫をむかえること。
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僕の造ったワインが始めて世間に出て評価された品種でもあります。
今年はまだ2年目の若木のため、ごく少量のワインができるだけですが…。
一粒口に含んで皮を噛み締めれば独特の青い清々しい香りが広がります。


メルローも初収穫です。
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こちらは10月に入ってからの収穫となります。
久しぶりの赤ワインの仕込みです。


それぞれ来春には無事にワインとなってお目にかかれますように…。


リンゴも徐々に色つき始めました。
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昨年の今頃はタヌキとの格闘の真っ最中でしたが、今年はごらんの通り。
獣対策も準備は万全です。


あと数日、今は収穫にいらした皆様が気持ちよく作業ができるようにと、
一粒づつ傷んだ粒を取り除いています。
いよいよ収穫へのカウントダウンが始まりました。
収穫の喜びを分かち合える日が待ち遠しいですね。


* * * * * * * * * お 知 ら せ * * * * * * * * * *


今年も収穫ボランティアを募集いたします。

収穫の予定は 9月 27日,28日


興味のある方は
e-mail :wine@nagaifarm.co.jp 
㈱リュードヴァン 担当:小山までご連絡ください。
また、収穫の日程は天候などに左右される為、急遽変更になる場合もあります。

※早速変更になりました。糖度、及び台風の影響の為、当初予定していた22日,23日から⇒27日,28日を予定しています。


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㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
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Tel : 0268-64-0588
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天高く、葡萄も肥ゆる?秋。


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2008年8月28日

収穫まで、もうしばらくです。

お盆休みも終わり、北京のオリンピックも終わって、気がつけば8月もすでに後半。
数日前までは暑さでバテ気味だったのに、ここ数日の信州ではすでに秋の気配が漂っています。


カベルネ・ソーヴィニヨンの畑の隣にはキバナコスモスが風に揺れていました。
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コスモスが咲き始めると夏も折り返しですね。
確実に季節は移り変わっていることを実感します。


春から休むまもなく伸び行く枝葉と共に歩んできました。冬場は休眠しているとはいえ、葡萄とはなんて足早に生きているのだろうと実感します。
僕ら人とは違い、葡萄の成長期間は5月の芽吹きから始まり9月10月の収穫までと半年にも満たない。
その短い期間に全精力、エネルギーを爆発させているかのようです。


全精力といえば、違う意味で今年の僕もそんな感じです。
今年は会社を設立してワイナリー開業に向けて昨年までとは比較にならない程の忙しさのなか、ブログの更新もなかなかできない日々が続いています。
開花のお知らせも色つき始めた頃もタイムリーに更新できませんでした。
その代わり8月の終わりの景色に至るまで、少しだけ振り返ってみてたいと思います。


5月の芽吹き、新しい生命の営みはとても感動的です。
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6月、どこからともなく漂ってくる芳しい香りをたどればこんなにも地味な花にたどり着きます。
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7月、圧倒されるほどの強い日差しは生長に勢いを与えます。
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8月も半ば、山のメルローもぼちぼち色つきがはじまりました。
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お盆休みも最後の日、夕方の空は雲も高く、
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この夏初めて、汗をかいたシャツがひんやりと感じました。


6月~7月は増資活動などで、思うように畑へ行けない日々が続きました。
今はお蔭様をもちまして取り合えず株主募集もひと段落。
留守中僕に代わって若いスタッフが葡萄の面倒をよく見ていてくれました。
その代わりに8月は思いっきり畑へ出かけて作業の遅れを取り戻すべく葡萄たちの面倒に専念しています。


今年植えたピノ・ノワールの区画。
その若いスタッフと東京からやってきたワイン好きの友人とのワイヤー張り作業。
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人手が足りないところ、助かりました。ありがとう。


やはり葡萄畑での作業は気持ちがいい!


これはワイヤーを張り終えたカベルネ・ソーヴィニヨンの区画。
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メルローやピノ・ノワールの区画よりも標高の低いこの区画では…


…ご覧の通り。
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晩熟タイプのカベルネ・ソーヴィニヨン。
苗木とはいえ、いち早く小さな房が色付いてきました。土地選びもまずまず成功か?


まろやかなメルローと力強くシャープなカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされる…。
想像してしまいます。良い予感がしますねぇ…。


それで、これが、将来カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされるメルロー
8月27日現在、少し気の早い個体ですが、良い色になってきました。
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今年は2年目、初収穫です。


同じく2年目、初収穫のソーヴィニヨン・ブラン
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グリーンが鮮やかな粒は噛み締めると爽やかな青々しい香りがします。


そして3年目、今年いよいよ本格的な収穫をむかえるシャルドネ。
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シャルドネもあとひと月もすれば待ちに待った収穫をむかえます。
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1トン~2トンくらいは取れるでしょうか?
昨年の収穫は久しい方々数人での作業でしたが、今年は人手が必要です。


8月の終わり、涼しく秋のような日が続いていますが、向こう一ヶ月の予報では9月に入るとまた気温が高い日が多そうです。
一気に熟してきそうかな…?


そしてあくまでも予定ですが、収穫は9月の20日過ぎ。
さて、これから収穫に向けて、皆さんを迎えられるように準備に追われる日が続きます。
収穫ボランティア、興味のある方はご連絡ください。


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(2008年ピノ・ノワール植樹記念のバラです。Pierre de Ronsard ピエール・ド・ロンサール)

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2008年7月18日

夏の光景

7月半ば、暑い日がつづいています。
首筋に当たる日の光が刺すように痛い。
光のエネルギーが急激に強さを増していることを感じます。
夏ですね。


垣根の上部に出た蔓をきれいに刈り込んでサッパリしました。
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だいぶ風格が出てきた3年目のシャルドネ。


葡萄の房もそれらしい様相に。
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そして今年植えたピノ・ノワール
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あと2年もすれば、上のシャルドネのようにたわわに実った姿へ変貌すると思うと…
ピノ・ノワール好きには特に感慨深いですね。
つい想像をめぐらせてしまいます。


こちらは2年目のソーヴィニヨン・ブラン
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夏の光が緑のコントラストを高めます。


そして夏の光のは葡萄畑の花々も美しく照らし出します。


鳥が種を運んで来たのだろうか?
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タチアオイ。標高830mのメルローの畑にやってきました。


そしてゼニアオイも。
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今年もまた様々な夏の花が咲き誇っています。


トラノオ
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花が咲くにつれて尾っぽが立ってゆくのですね。


今年、苗植えの記念に植えたバラも。
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初めて深紅の花びらを開きました。


土手いっぱいに広がるヒメジョオン。
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赤と黒のストライプの伊達者。アカスジカメムシ。


空の濃淡も美しい。
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夕立の予感。


今年の梅雨明けは早いらしい。葡萄にとっては良いことだ。
これから夏の暑さと共にますます葡萄の房は肥大化し、ジリジリと照りつける日の光の中で成熟してゆきます。


収穫まで、あとわずか二ヶ月。
しかし、それは同時にドラマティックな二ヶ月でもあるのです。
今年はどんな自然現象や天敵が待ち受けているのだろうか…。


イノシシがかっ歩しています。
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悪さをしなければいいのだが…。
つい昨年のタヌキとの攻防が脳裏に浮かびます。
(台風とタヌキの被害:http://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2007/09/post_9.php


しかし、幾つもの困難を乗り越えて収穫の時をむかえたとき、それまでの苦労はすべて吹き飛んでしまうものです。
(昨年の収穫の模様:http://www.nagaifarm.co.jp/blog/wine/2007/09/521_1.php
今はその日の為に、最善を尽くすだけ。


夕立のあと、久しぶりに虹を見ることができました。
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素晴らしい未来が開けて行くようだ。


来たれ ”グレートヴィンテージ” この暑さが偉大な葡萄を作っておくれ!


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2008年7月 3日

爽やかな風と新しい流れ

なんて清々しいのだろう。
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先日のトロイメライに引き続き今回も白馬村の風景から。


”白馬”とはフランス語でcheval blanc(シュヴァル・ブラン)
僕はいつもサンテミリオンの頂点に立つワイン、シャトー・シュヴァル・ブランの名前を思い出してしまいます。素敵な良い名前ですね。


しかし、今回は白馬ならぬ、白い山羊の話?
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実は”白”に限った話ではないのですが、ここ白馬ではとても爽やかな山羊のチーズと出会うことが出来ます。


風の谷ファーム 
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スキー場の草を食んだ山羊の乳から出来たシェーブルチーズです。


作っているのはこの方。
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ロバート・アレキサンダーさん。
サントモールに負けないくらい美味しいですよ。


実は先日もトロイメライさんのオードブルとして、僕らのファーストヴィンテージワイン、Rue de Vin 2007 Chardonnayと共にいただきました。
チーズ、ワイン共にフレッシュ感が絶妙です。
地元長野県のチーズと長野県のワインをこの素晴らしい環境でいただく幸せ。


ここはフランスでは無く、信州なのです。
最高の贅沢とは正にこの事ですね。


そしてこちらも清々しく爽やかな風が吹き抜ける僕らの葡萄畑。
なんて気持ちの良い風なんだろう。
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この日の視界は遥か蓼科山まで澄み渡り、まるで地中海性気候を思わせる透明感。


今、ここは日本の夏のはず。
7月に入り平年ならば梅雨も折り返し地点。


梅雨の前半。先月の天気はどんなだっただろか…?
あまり、じめじめ、しとしと…、そんな印象を受けなかったような気がします。
降雨量の少ないと云われている東御市だからだろうか?
それにしてもこんなものだろうか…?
少々疑問に思って調べて見ました。

2008年6月の降水量:138.5mm
数値の上では少々多いかな…?

ちなみに、過去10年間の記録を見てみると、
2007年6月の降水量:89mm
2006年6月の降水量:84mm
2005年6月の降水量:95mm
2004年6月の降水量:101mm
2003年6月の降水量:67mm
2002年6月の降水量:89mm
2001年6月の降水量:147mm
2000年6月の降水量:171mm
1999年6月の降水量:164mm
1998年6月の降水量:94mm
今年は4番目に多いではないか。。。

感覚的にはあまりそんな感じを受けなかったのだがデータで見ればこの通り。

そこで日照時間を調べてみました。
2008年6月の日照時間:154.6h

以下、過去10年間の記録を見てみると、
2007年6月の日照時間:155.8h
2006年6月の日照時間:119.6h
2005年6月の日照時間:121.8h
2004年6月の日照時間:154.2h
2003年6月の日照時間:113.4h
2002年6月の日照時間:149.6h
2001年6月の日照時間:109.0h
2000年6月の日照時間:109.4h
1999年6月の日照時間:97.5h
1998年6月の日照時間:91.5h

梅雨入りの遅かった昨年に続いて2番目の日照量を記録していたとは、
雨量自体はやや多めでもやはり日差しはたくさん降り注いでいたようです。

全国的に見て雨量の少なさと、豊富な日照量。
データのみならず、ここに暮らしてみて感じる爽やかな風の流れ。
この地は葡萄にとって、ワインにとって特別な地域であることを実感します。

そして今、この素晴らしい環境に対応すべく、新しい流れが始まろうとしています。
わが町東御市が構造改革特区の一つ、”ワイン特区”に名乗りを上げたのです。

http://www.shinmai.co.jp/news/20080630/KT080627GAI090076000022.htm


しかし、ワインのある生活、ワイン文化圏の構築にはまだまだいくつものハードルがあります。
葡萄や野菜、酪農に食品加工、カフェやレストランに市場…など。.
これらの業種に誰もが参加しやすい環境つくり、ワイン特区をきっかけに、さまざまな規制緩和に柔軟に対応できるようになると良いですね。

今はまだシェーブルチーズもリュードヴァンのワインもここに暮らす人々の日常ではありませんが、
いつか僕らの夢、Rue de Vin(ワイン通り)の周りにワインのある文化圏が出来てくる日も以外に近いのかも知れません。


* * * * * * * * * お 知 ら せ * * * * * * * * * *

㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。

㈱リュードヴァン 小山英明
(連絡先:永井農場共通)
〒389-0598 長野県東御市和8500
Tel : 0268-64-0588
e-mail : wine@nagaifarm.co.jp

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2008年6月22日

Rue de Vin 夢から現実へ

林の中にひっそりとたたずむのは白馬村にあるレストラン&ホテル
トロイメライ
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先日久しぶりに訪ねてみました。
東御から白馬へは1時間半ほどの道のり。
美しい残雪の北アルプスと清々しい空気。
そして何よりも素晴らしい料理と素晴らしいワイン。

どんなに美しい環境にあるレストランでも、どんなに腕をふるったフレンチでもワインが台無しのときは本当にがっかりするものです。

その点トロイメライは云う事無し!

上質な素材をふんだんに使ったフレンチと厳選されたワインの数々。
そして食事の後はバーでゆっくりと夜が更けるのを楽しむことができます。


トロイメライ とは 夢 を意味するそうだ。
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こんな夢のような世界が身近にあるのです。
http://traumerei.jp/index.html


そして、トロイメライのバーカウンターでの一コマ。
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Rue de Vin 2007 Chardonnay


この夢のようなオーベルジュで僕らの夢の第一歩、
ファーストヴィンテージワインをお披露目しました。
いつの日か僕らのワインと共に食事を楽しんで頂きたいですね。


そしてこのワインプロジェクトから生まれた新しいブランド

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それが  Rue de Vin  リュー ド ヴァン

フランス語で ”ワイン通り” を意味します。


この名前に込められた思い。
それは、僕らのワイナリーが実現して、同じ東御市にあるヴィラデストワイナリーさまとの点と点が繋がって通りが出来る。
やがて葡萄畑とワイナリーのある景色にはトロイメライのようなオーベルジュが現れ、僕らの次にもまた新しいブティックワイナリーや葡萄農家が誕生する。
レストランは野菜や肉、乳製品などを通じて近隣農家とも繋がりを持ち、
食を中心にお互いを必要とし生きてゆける環境へと派生して欲しい。

食料自給率、地産地消、食の安全、農業離れ、
国や誰かに何かを期待するのではなく、自らが始めれば良いだけのこと。
魅力ある暮らしはきっと都会人への憧れともなるでしょう。

地域に暮らす人々自らが主役であり、
僕らはワインを通じてこの地域の食文化の繋ぎ役として、彩として存在したいのです。

生涯、そして次の世代もまたその次の世代も当たり前のようにワインを造って暮らせる環境が、一本の通りから始まりますように…。

そんな思いを込めて Rue de Vin は誕生しました。
 
 
  
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㈲永井農場 ワインプロジェクトは ㈱リュードヴァンを設立しました。
リュードヴァンでは株主になってくださる方を募集しております。
ご興味のある方は下記までご連絡ください。

㈱リュードヴァン 小山英明
(連絡先:永井農場共通)
〒389-0598 長野県東御市和8500
Tel : 0268-64-0588
e-mail : wine@nagaifarm.co.jp

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2008年5月30日

緑の季節が始まる頃

五月も残すところあと数日。
苗木の定植が終了してほぼひと月。
枯れ木のような枝の節々から、命が溢れ出て来るかのように芽吹きが始まり、やがて小さなかわいい花芽をぶら下げ、一雨ごとに新しい葉を開いてゆきます。
空に向って上へ上へと背伸びをするように伸び行く蔓の先端に視線を合わせると、雲でも掴みたいのだろうか?などと思えてきます。
毎年の事ですが、この時期の葡萄達の成長の早さには毎日見ていても驚かされるばかりです。


五月の初め、シャルドネの芽吹き
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地面もにぎやかさを取り戻します。
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区画によっては綿毛のところも。
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カラスノエンドウ
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小さくて可憐な花をつけますが…


ナズナと共に畑全面を覆いつくす勢いです。
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元々空き地だったり雑木に覆われていた区画も根粒を持つマメ科の植物が繁茂しだせば一安心。
天然の窒素肥料となって葡萄の生育も目に見えて良くなります。


区画ごとに生えてくる草花の違いは土の状態を映し出します。
そして土の良し悪しは葡萄の生長へと係わります。


今年植えたピノ・ノワール
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無事に芽吹きましたよ。


そしてここからは五月末。


土手には鮮やかなアザミが咲き誇っています。
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”気をつけ!” 
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ピシャっと整列して見えるのは3年目のシャルドネ
立派な垣根仕立てになりました。


2年目のメルローもごらんの通り。
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地面に咲く小さな白い花。
こちらの区画もマメ科のクローバーに覆われてきました。


そして今年植えたピノ・ノワールも順調そのもの。
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しかし長いこと雑木林だったこの区画。 地面に目を移せば草の種類も違います。


草以外にもノブドウや、
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ニセアカシアまでもが…
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この土地を自然へ、森へ返そうとしています。


これから毎年丁寧に草刈をして葡萄達と付き合ってゆくと畑を覆う草花の組成の変化に気付きます。
3年も経てば先の様な草花に覆われて立派な葡萄畑になるでしょう。


僕らは葡萄の木を植え、収穫し、ワインにします。
一見自然と向き合った暮らしのようだが、雑木の林と化したこの農地を開墾し、葡萄畑として感じたこと、それは葡萄栽培は自然ではない。
人が関与し続けなければならないということ。


森の様に何も与えず植物が育つ環境は理想であるが、この葡萄達は森では育ちません。
ヒントは森にあり、森ではないということ。


地面の感触、草花や葡萄の生長を感じ取ること。
そして最後に土壌の成分分析をして肥料を与えるかどうかを判断する。
育てるという感覚では無いのかもしれない。
大切なのは葡萄達が健全に生きてゆける環境を整えてあげることなのであろう。


…とまぁ、理屈っぽく哲学的な解釈はこの程度にして。


それよりももっと感じること。この地が教えてくれたこと。
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それは、この葡萄畑に足を運べば草花も葡萄も美しく、理屈抜きに気持ちが良いってこと。
春から夏へ向うこの五月、成長を始めた葡萄達と清々しい風。
暑く苦手な夏を迎える前に今が一年で一番気持ちの良い季節です。
五月の終り、緑の季節が始まる頃。

2008年5月 2日

伝え続ける価値あるものに…

2007 Chardonnay (シャルドネ)
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記念すべきファーストヴィンテージ。
昨年の10月の仕込み以来、半年間の眠りから覚めました。


輝く淡い金色、フラワリーでとてもチャーミングな香り。
幼木の為、味わいのボリューム感はまだまだ十分とはいえないが、決して薄っぺらではない。
豊富な酸味、しっかりとした骨格、ミネラル感にあふれたスマートな味わい。
生まれの良さ、品格すら感じます。
ファーストヴィンテージとしてはインパクト十分。
褒めすぎか…?   でも多少の親ばかぶりは勘弁してください。
今までの苦労が報われました。
好きな仕事だからホントは苦労だなんて思っていませんが…。


仕上げ作業
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丁寧にオリ引きしたワインをろ過機に通します。
決して過剰ではなく、必要最小限の作業です。


そして翌日は瓶詰め作業
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今まで一つだったワイン達が750mlづつに分割され、


コルク打栓されたとき、
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魂を吹きこめられたような気がします。


美しく深く輝くボトル
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堂々として見えます。


魂を封じ込められたボトル達はまた、
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籠の中でしばし、眠りにつきます。


ワインに限らず、アルコール飲料は製造時や輸送時の振動などで味わいが暴れます。
運動をして汗をかいて息が荒れている状態では落ち着いて食事も出来ません。
ワインも少し休ませてから、皆様の食卓で目を覚まします。


ヴィラデストワイナリー醸造長、小西さんと。
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熟成中に静かに管理、見守ってくれた小西さんに、
そしてまだ醸造所を持たない僕らにこんなに素晴らしい機会を与えてくれた
ヴィラデストワイナリー様に感謝いたします。


ありがとうございました。


そして、今日は葡萄畑の地域のお祭り。
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毎年山手の桜が散る頃、伝統のお祭りがあります。


祢津東町歌舞伎公演


約250年の伝統を持つ地芝居。
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勿論、地域の方々が一生懸命稽古をして演じる芝居は本格的です。


県指定文化財
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文化14年(1817年)の歴史ある回り舞台。


地形を上手に利用して
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まるで円形劇場のようです。


歌舞伎舞台の入り口からの眺め。
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まだまだ黒い瓦と白い漆喰の壁が多く残るこの集落。
日本の田園風景に溶け込む自然な景観。


もはや都会の無秩序な風景を美しい町並みに変えることは難しいでしょう。
このような田舎の風景を見ると、まだ地方ならば何とか間に合うのではないかと思います。
テクノロジーの進歩、新しい機能あふれた建材は厳しい信州の冬の寒さを快適なものにしてくれます。
しかし色合いや建築様式の統一など出来ないものかと思ってしまいます。
ヨーロッパなどでは当たり前の事ですね。日本だって出来るはずです。
素晴らしい歌舞伎と共に美しい田舎と集落の風景も残してゆきたいですね。


歌舞伎舞台の直ぐ後ろ、同じ尾根に沿って葡萄畑は広がってゆきます。IMG_2681g20%25.JPG
シャルドネもだいぶ芽吹いてきました。


僕らの目指すべくワインのある環境とは、葡萄栽培とワイン造りとワインと食のある環境。
ワインのみならず野菜や肉や乳製品等も生産から消費までお互いを必要として生きてゆける環境を作ること。
決して流行廃れではなく、長い年月をかけて育むもの。
まさにそれは”文化”の構築なのです。

そしてこの地域では歴史ある地歌舞伎を自らの手で守り伝え続けています。
これも正に”文化”そのもの。
簡単に古き良きものを捨て去ってしまう今日の日本では奇跡のようにすら感じてしまいます。
いつの日か僕らのワインを、この歌舞伎を観覧するお客さまが当たり前のように飲んで頂ける日が来たら…。


僕らのワインが、伝え続ける価値あるものに…
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全てはこれから、このファーストヴィンテージから歴史が始まって欲しいものです。

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